sareluo’s diary ー 脚下照顧

これは私が精神を病み休職してから立ち直るまでを記したブログ

復職判定会議に行ってきた

久しぶりに「人」と接触した

 

午前中に復職判定会議に出席してきた。

 

参加者は私、上司、産業医、保健医2人と人事だ。

 

といっても話したことなんて産業医の先生が

「元気になって復職を望んでいるので簡単な仕事を割り当ててあげてね」

と説明確認するだけの話し合いだったのだが。

 

しかし、終わってからお昼に家に帰ってきて、

つい先ほどまで眠ってしまっていた。

今もとてつもない疲労感が残っている。

 

久しぶりに人が集まる場に出たことで

改めて自分が「人」に対して恐怖心を持っているかが分かった。

 

会議では私にも確認のため何回か質問をされたが、

正直頭の90%くらいは全く働いていなかったと思う。

 

その時考えていたのは、

「自分でこの質問に答えたくない」

「誰か代わりに答えてほしい」

ということだった。

 

会議という場で発言をすることがこんなにも怖いと思っていたとは

以前は全く気付いていなかった。

いや、同じことを考えてはいたが、これが「恐怖」から出てくるものだとは

気づいていなかったのだ。

 

その時は「このままじゃだめだから頑張って答えよう」と

この恐怖を見ないふりをして頑張っていたが、

それが鬱につながっていったのだとよくわかる。

 

自分が決定に関与するのが怖い。

自分のせいで迷惑をかけてしまうのが怖い。

 

改めて直視すると本当に恐ろしい感情が自分の中にあったのだと

驚いてしまうほどだった。

 

これから自分はこの恐怖を少しずつ解きほぐしていって

持ち続けつつも大丈夫な程度に緩和していかないといけない。

 

これは本で読んだのだが、

私のようなアダルトチルドレンが持つこの恐怖は

残念ながら消えることはないというのだ。

自己開示に対しては必ず恐怖が付きまとってしまう。

 

ただ、それを大丈夫なくらいに抑えることはできる。

 

そのためには、少しずつ「話をできる人」の範囲を広げていくのだ。

 

最初に本当に親しく話せる人から、

そこから少しずつ話せる人を増やしていく。

 

そうしていつの間にか初対面に近い人でもある程度の話ができるようになる。

らしい。

 

重要なのは「自己開示できる人」を増やすこと。

ただ話すのではなく、自分のことを話せる相手を増やすことで

自分の心の拠り所を増やしていく。

 

自分が大丈夫だと思える機会を増やすこと。

 

それが一番の治療薬になるということらしいのだ。

 

つまりまあ、黙っているだけでは何も変わらないということだ。

 

幸いにして明日からの職場には同期もいるので、

昼休みのごはん時に少しずつ話せるようにしていこうと思う。

これも幸いにして同期もこちらを気にかけてくれているため、

やりやすいと思う。

 

何はともあれ、明日からもしばらくは

この疲労感と付き合っていかないといけない。

 

夜もしっかり休むようにしないと。