sareluo’s diary ー 脚下照顧

これは私が精神を病み休職してから立ち直るまでを記したブログ

100%元気な私とは?

精神科に行ってきたが…

昨日天気がひどくなる前に精神科に行ってきた。

 

そこで少し考えさせられる質問を先生から投げかけられた。

「今の自分は100%元気な自分と比べて何が違いますか?」

 

その質問に戸惑ってしまい私は上手く答えることができなかった。

先生としてもおそらくそこまで深い意味を込めたわけではなく、

「元気な時と比べて違うところがありますか?」

という意味で聞いたのだと思われるが、

(その場合「まだ睡眠が上手く取れない」というのが答えなのだが)

言い回しとして「100%元気な自分」という言葉を使われたので

「ん?」と思わず考え込んでしまったのである。

 

これを見ているあなたも考えてみてもらいたい。

「100%元気な自分」とはどんな自分だろうか?

 

恐らく様々な定義が出てくるに違いない。

例えば、「病気に一切かかっていない自分」とか、

「金曜日の夜から土曜日の自分」とか、

「趣味に没頭している自分」とか。

 

重要なのは、

そういう自分が元気な自分だと「思っていること」だと私は考える。

 

なぜなら、私自身が「元気な自分」を思い浮かべることができなったからだ。

 

この2~3年間の会社員生活はもちろん、

一番楽しかったと思える大学生活でさえ

何かしらの影が自分を覆っていたような気がして

100%元気だったとは自信をもって言えない。

 

そうすると、「何も憂いがない時が一番元気100%だったのでは?」

という考えが芽生え、

つまり小学生などの子供の何も考えていないとき、

目の前のことしか頭にない時が一番元気100%だったのではないか、

と思うのである。

 

逆に言えば、今の私は少し物を考えすぎなのだ。

 

実際、1日の疲れや考えを整理するのに瞑想をするという人の話はよく聞く。

大人になったために考えすぎるという弊害を

1日の中の数十分で良いからなくすために行うのだろう。

 

思えば、休職をしてからも私の頭の中では常に何か考え事が回っていて、

脳みそを休ませるということをしていないかもしれない。

 

きっと100%元気な自分になるためには、

心と体と脳の3つを休ませないといけないのだと思うのだ。

 

心と体を休めているつもりでも脳が働いているとエネルギーは消費する一方。

 

たまには瞑想でもして脳みそを空っぽにしてみるのも一考か。

 

そうしてみると、意外と自分が進みたい道に関して

何かしらの良いアイディアが浮かぶかもしれない。

 

早速今日の夜から取り入れてみようか。