sareluo’s diary ー 脚下照顧

これは私が精神を病み休職してから立ち直るまでを記したブログ

抜け出せないトラウマ

恐怖の感覚

先日挙げた記事ではもはや現在の仕事は踏み台程度にしか書いていなかったが、

もう少し真面目に考えたくなった。

 

とある記事を読んで(引用の仕方が良くわからない・・・)、

「研究開発をする現場にいたい」という気持ちが

少なからず自分の中にあったことを思い出したからだ。

 

しかし、まさに今そのことを書こうにも筆が重くなってしまっている。

 

これは恐らく、

「自分の思い描く研究開発ができる現場はきっとあるが、

 そこへ行くための努力をしなければならないことが憂鬱」

という気持ちだと思われる。

 

憂鬱というより恐怖だろうか、気力が湧かないというか、

そのことを考えただけで腕が重くなる感覚がある。

 

この感覚はつい数ヶ月前、鬱であった時にも感じていた。

 

つまり何かがトラウマとなっていて、

「新しい現場を探すための努力」というのを考えると

無意識にフラッシュバックを起こして体を硬直させているのだ。

 

恐らく今回の場合は「転職(就職)活動」のことだ。

 

私が今の会社に入るまでにはもちろん就職活動を行っていた。

 

とにかく気に入られるような答えを言わなければいけない。

就活マナーは絶対厳守。

顔は笑顔を絶やさず、はきはきと答える。

 

そのような本来の自分ではない自分を作って見せなければいけない。

そのことがあまりにも苦痛で苦痛で、

もう二度とやりたくないと思ってしまうのだ。

 

この感覚は本当に久しぶりだ。

エネルギーが一気に減少する感覚。

自らの殻に閉じこもりたくなる感覚。

現実から目をそむけたくなる感覚。

「なんとかなるだろう」から「どうしようもない」に陥る感覚。

 

改めて体験してみると、我慢できるものではないな、と思う。

もし1日中この状態だったら、

もう次の日にはベッドから起きあがれなくなるだろう。

 

ここにきて大きな爆弾が潜んでいることに気づいてしまった。

 

私はこれから問題なく会社に復帰することができるだろうか。

 

もし、ほんの少しでも「嫌だ」と思ったその時に、

「そこから抜け出せない絶望」に襲われずに済むだろうか。

 

そもそもこの状態で、「対人恐怖症」を乗り越えることができるだろうか。

いや、「対人恐怖症」こそが今の寒気の原因だろうか。

 

分からない。

少し考えを整理しないと。